SEX AND THE CITY |
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| 寸評 | 40歳を過ぎたヒロインが自分のことを "girl" と呼ぶが、それはいくつになっても乙女心を失いたくないという彼女の本心。オトコやファッションに心をときめかす自分を臆面もなく人前にさらす一方で、実生活上の悩みは尽きない。 |
| ポイント | ★★★ |
| DATE | 08/8/16 |
| THEATER | THYK |
| 監督 | マイケル・パトリック・キング |
| ナンバー | 198 |
| 出演 | サラ・ジェシカ・パーカー/キム・キャトラル/シンシア・ニクソン/クリスティン・デイヴィス |
| 批評 | ネタばれ注意! 結末に触れています 40歳を過ぎたヒロインが自分のことを "girl" と呼ぶことに面食らったが、それはいくつになっても乙女心を失いたくないという彼女の本心なのだろう。決して老けたとは認めず、オトコやファッションに心をときめかす姿を臆面もなく人前にさらす。そのためには身につけるものだけでなく美容にもふんだんにカネと時間をかけ、常に時代の最先端に身を置くように努力を惜しまない。そしていつも周りからは羨望のまなざしで見られていたい。一方でいくらセレブのような暮らしを送ろうとしていても実生活上の悩みは尽きず、理想とのギャップに忙殺される。映画は4人の中年女性の恋、友情、結婚、夫婦関係など身近な話題を通じて、彼女たちのたくましいニューヨークライフを描く。 ライターのキャリーは結婚を控えて浮かれていたが、式当日にドタキャンされる。傷心の彼女はサマンサ、シャーロット、ミランダの友人たちとメキシコ旅行に出かける。 式を前にキャリーはファション誌でウェディングドレスのモデルを務めるが、「結婚写真に耐えられるのは40歳が限界」という言葉が服と靴とバッグに囲まれた彼女の日常を現実に引き戻す。そのほかにも、ミランダが水着になるのに股間を脱毛していなかったり、サマンサがだぶついたおなかの贅肉を見せるあたり、男には絶対に見られたくない恥ずかしい場面もきちんと描くことで、彼女たちのキャラクターに共感を持たせる脚本は絶妙だ。 60%のリアリティと30%の誇張、そして10%の羨望。映画は観客層である40代女性を丹念に取材し、彼女たちの本音をセリフや行動にすることで見事なファンタジーに昇華している。ただ、家庭を持ってまずまず堅実な人生を歩んでいるシャーロットやミランダはともかく、キャリーやサマンサのような「女をあきらめていません!」的なキャラは周りからは「イタいオバサン」と思われていることは確実。しかし、そんなことは気にせず、自分の幸せを追求する彼女たちのパワーこそがこの作品の魅力なのだ。 [http://www.otello.com.ua/:title=↓その他の上映中作品はこちらから↓] |