バッドボーイズ 2バッド BAD BOYS 2 |
|
![]() |
|
| 寸評 | 戦闘シーンは派手な銃撃戦を繰り返すだけだし、カーチェイスは破壊と暴走を羅列するだけ。その一方でマイアミの1地方警察がキューバという国家の主権を侵すようなことを平気でする厚顔さにはあきれてものが言えない。 |
| ポイント | ★ |
| DATE | 03/11/23 |
| THEATER | 109シネマズ港北 |
| 監督 | マイケル・ベイ |
| ナンバー | 148 |
| 出演 | マーティン・ローレンス/ウィル・スミス/ジョルディ・モリャ/ガブリエル・ユニオン |
| 批評 | ネタばれ注意! 結末に触れています 戦闘シーンは戦術・戦略で見せるのではなく派手な銃撃戦を繰り返すだけだし、カーチェイスのシーンはドライビングテクニックを見せるのではなく破壊と暴走を羅列するだけ。その一方でマイアミの1地方警察がキューバという国家の主権を侵すようなことを平気でする厚顔さにはあきれてものが言えない。まあ、そんなことを考えるような人間を観客の対象として作っていないのだろうが、その底辺に流れる暴力偏重主義には、正直いって嫌悪感を覚える。 マイアミ警察のバッドボーイズ・マイクとマーカスは今日も麻薬取引を取り締まっている。そこにマーカスの妹でマイクの恋人・シドがDEAの潜入捜査官としてマイアミの大ボスを捕らえようと乗り込んでくる。しかしシドは正体を見破られてキューバに拉致され、マイクとマーカスは仲間の警官を従えてキューバに乗り込む。 この映画に一番欠けているのは「洗練」だ。爆発と暴走は繰り返すが、そこにはどういうものを見せたいのかという意図が感じられない。ただ、派手に見せればいいという考えが支配しているようにしか見えない。もちろん、マイクの撃った銃弾がガラス瓶を砕きマーカスの尻をかすめて悪党の喉に命中するといったシーンなど、銃弾の動きを克明に追う映像は目を引いたが、それも何かの伏線になっているわけではない。 とにかく、何もかも中途半端なのだ。二人の刑事が麻薬取引を憎み日夜その撲滅に命をかけているようにも思えないし、またその二人の掛け合いの面白さでウケを狙っているわけでもない。そうかと思えば残虐なシーンが突然現れる。それをごまかそうとするかのような大音響の大量破壊。スクリーンが派手になれば派手になるほど気持ちが引いてき、2時間26分という上映時間がとてつもなく長く感じられた。 |